鈴木ほねつぎ/鈴木整体研究所
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皆様からのご質問にお答えしたいと思います。ここに挙げた以外にもいろいろあると思いますが、なるべく丁寧にお答えしたいと思います。順次項目を増やしていきます。
カイロプラクティックは歴史的にその創始者がはっきりしています。そして解剖学や生理学、病理学などに基づいた独自の学問として発展してきました。そのためカイロプラクティックを学ぶためには政府が認めた大学で勉強する必要があります。卒業すると国による違いはありますが学位を与えられます。さらにカイロプラクティックを業とするための法制度のある国では、開業するためには試験に合格しなければなりません。そのような資格制度が整備されています。これについては多くのホームページで検索できます。
では整体はどうかと言えば、上のような歴史について今ひとつはっきりしていません。社会的にはある程度の認識があるでしょう。教育と法的な制度は我が国では確立されていません。そのため「整体」として開業している人のレベルはピンキリのようです。
では実際の「仕事」として見ると、徒手療法というカテゴリーに含まれますので、どうしても似てくる。歴史的に考えれば、それぞれの国で昔から徒手療法は存在していたでありましょう。カイロプラクティックも発展する間には、それらから手法を取り入れていた可能性は大であります。
また我が国には、大正年間にアメリカからカイロプラクティックを伝えてきた人がいまして、大東亜戦争の敗戦前には神奈川県で申告制によるカイロプラクティック開業も認められていました。それが戦後の米国占領下、米国でのカイロプラクティックへの扱いの影響により、禁止されました。それまで開業していた人たちは、別の名前で仕事を続けていました。その中に「整体」も含まれるのでしょう。
カイロプラクティック「医学」として見ると、必要なのはしっかりとした教育制度と業を行うための開業制度です。社会的な信頼を得るには必要不可欠なことです。また学問としてみれば、基礎医学からカイロプラクティック独自の臨床医学を発展させるための、基礎研究や臨床研究が必要です。どちらにしてもしっかりとした法制度が待たれます。
なお、カイロプラクティックや整体として開業されている人の中には、日本の医療関係の免許を取得している方も多くいらっしゃいます。また日本国内で、人によっては海外まで出かけ、カイロプラクティック「医学」を勉強して開業している方も多数いらっしゃいます。そのような訳で「治療を受ける」という点においては、看板の名前で単純に判断できないと思います。
長年つらい思いをしている人が、知人からの勧めや噂、ホームページなどで私どものことを知り、一度治療を受けたいと思っているが、もう一つ踏み切れない。もう少しどんなものかと尋ねたい。そんなお気持ちのことと存じます。
「施術の流れ」などにも書きましたが、施術を始める前にかなり多くの情報が必要となります。また実際に「どこにどんな症状があるのか」という、かなり細かい場所と状態を知る必要があります。施術をする際には「どんな身体をしているのだろう」といろいろな検査を交えながら触診をしていきます。このようにお電話では把握できないことがあります。
また「お医者さんで○○という病名を言われたが」というお問い合わせも、実際に診てみないと、この○○が本当にそうなのかどうか判定できないことがあります。また程度にピンキリがあるので、この病名のみでの判断は難しい面があります。
お電話でお尋ねになりたい時は、「お問合せ」のページに書いてあります事項を簡単にまとめておいて頂くと助かります。また仕事の途中ですと十分な時間が取れないこともありますので、ご都合をお尋ねして再度電話でのご質問に応じたいと思います。
ご相談のみでのご来所もお受けいたします。お顔を拝見しながら、状態をお聞きし、また検査のみもいたします。その時に私の判断をお伝えし、その後に施術を受けるかどうかお決めになってもかまいません。ただしお時間をお取りし検査等をいたしますので、初検料はお願いいたします。
「カイロプラクティック」と言えば、「ボキボキする」とのイメージをお持ちの方が多いと思います。首や身体を捻るようにして、またはうつ伏せの状態で背中を押す、瞬間的な力を用いて行う手法(アジャストやソラストと言うものです)が大半でした。これはこれで効果のある手法です。ただ受ける方が恐さの余り身体を硬くしていると、返って傷めてしまうということも時にはあります。これは技術的な未熟さにも関係することでしょう。また「早く治したい」と思う気持ちが、ついつい強い力を使ってしまうという面もあったと思います。
そのようなことがあったからでしょうか、最近は「ソフトカイロ」とか「痛くない」との表現をしている治療所も多くなりました。
私も仕事を始めた頃はこのようなアジャストという手技を用いていました。時には症状の劇的な変化を経験することも多々ありました。が、なかなか症状が改善されない人がいる、特に長年の症状に対しては効果が低いという悩みがありました。細かいことなのですが、最後の最後の所でどうしても関節の動きに硬さが残るということが気懸かりなりました。これを「強い力」で改善しようとすれば、どうしても傷めてしまう危険性が高まります。
その後視点を筋肉の状態を見ることに変え、その硬い部分の改善を試みました。自分なりに手法の試行錯誤を行い、現在に至っています。
さて、ご質問についてのお答えです。
「どんな治療」に対しては、「問題となる筋肉を探し出し、その筋肉の問題となる箇所を触診で探しながら、圧を加える」です。どのような筋肉が関係するかについては、個々の症状によって違います。
そして「痛いですか」についてです。基本的に筋肉の痛んでいる箇所は硬くなっています(まれに伸びていることもあるのですが)。ですからその部分に圧を加えると痛みを感じるでしょう。その痛みの強弱は、傷んでいる程度やその人の敏感さに左右されますので、私が施術している時にはその力加減を変えることにしています。痛みを感じてもつらくないようにしています。
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