鈴木ほねつぎ/鈴木整体研究所

スズキ・カイロプラクティック

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頭痛を治すには

緊張型頭痛と血管性頭痛(偏頭痛)について、その原因がどのようなものなのか、カイロプラクティックや徒手療法でどのように改善できるか、少し考えてみましょう。

まず頭痛の場所をお聞きします。後頭部、側頭部、前頭部、頭全体、目の奥などですが、これによりある程度関係する筋肉が推定できます。

また痛みの種類として、ズキズキする、グッと締め付ける、ある箇所がズキンと痛む等々から、どのような原因が考えられるか推測します。

緊張型頭痛をどのように捉えるか

ストレスの重荷に耐えかねて
頭も痛くなります。

緊張型頭痛の原因は、精神的・身体的ストレスや筋の緊張にあると考えられています。

精神的ストレスと言われても、人によっては困ってしまうかもしれませんね。良く「ストレスを溜めないように」とか「ストレスがなければ」と言われますが、ある面生きている以上はストレスを避けることができません。もっと言えば必要なものかもしれません。

人として成長していくことは、「ストレス」を克服していくことにあるからです。でも次から次に押し寄せる「ストレス」には閉口します。真正面から受けて立つ心構えが必要ですが、時には受け流すことも必要でしょう。そのあたりのバランスを考えてください。

この精神的ストレスにより、自律神経系の機能が低下し、血液循環の不調から筋肉疲労の蓄積が考えられます。

次に身体的ストレスについて、考えてみましょう。これは肩こりのところでも述べましたが、仕事での長時間のデスクワークや流れ作業。そして若い人たちでは、パソコンやスマホの画面を長時間見続ける。同じ姿勢、同じ動作をしているということは、同じ筋肉を動かさずにずっと力を入れていることになります。

これでは筋肉は疲労します。特に頭を支える筋肉群が硬直してしまい、その筋肉の緊張が頭を包む筋肉に伝わります。それで「締め付けられる」ような頭痛となるようです。

血管性頭痛(偏頭痛)については

ズキンズキン痛いの

次は血管性頭痛(偏頭痛)について考えてみます。

どうも発生メカニズムははっきりしていないようですが、頭部の血管が拡張して痛みが生ずるようです。高齢の方から「血圧が高くなると頭が痛くなる」との訴えがあります。血管を拡張する原因の一つが血圧にありそうだと思われます。それも頭部を出入りする動脈や静脈が関係しそうです。

これらは首の周りの筋肉の間を通り抜けています。また頚椎動脈が頚椎の横にある穴を通って頭部に入り込んでいます。頭部に入る動脈血が少なくなれば、心臓はそれを補おうと血圧を上げるでしょう。また頭部から出る静脈血の流れが悪くなると、頭の中に血液が溜まったような状態になるかもしれません。

どちらにしても頚部の筋肉の緊張や頚椎の捻れなどが関係しそうです。
 

どのような筋肉が関係するのか、
顎関節や眼球が関係するかも

頚部から頭部へ行く筋肉、顎関節、
目の外眼筋なども関係します。

私はこの2つの頭痛を特に区別していません。少し乱暴な言い方かもしれませんが、頚部から頭部へ行く筋肉の状態、頭部を包む筋肉の状態を把握すれば、緊張型頭痛も血管性頭痛(偏頭痛)も改善できるのではないかと考えています。

肩こりで述べた筋肉は当然関係します。特に頭痛を訴える人には、肩甲挙筋、僧帽筋上部線維、頚板状筋、頭板状筋、頚腸肋筋、頚最長筋、頭最長筋、胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、下頭斜筋、上頭斜筋、大後頭直筋、小後頭直筋を調べます。

次は頭痛の場所から前頭後頭筋、帽状腱膜、側頭筋の中にある圧痛を探します。

これらの筋肉以外にチェックすべき箇所は何か。
特に気をつけたいのが顎関節です。顎関節の症状については別の項目で述べたいと思いますが、ここでは頭痛との関連を説明したいと思います。しゃべる、食事をするなど、口を閉じる時の動作にはいくつかの筋肉が関係しますが、側頭筋もその一つです。
つまり顎関節が正常な動きができないとき、側頭筋に負担が掛かり、ひいては頭痛の原因になり得るということです。私自身もガムを噛み過ぎて右のこめかみ(側頭筋)が痛くなりました。

もう一つよくあるのが、「目の奥が痛い」とういう症状です。群発頭痛ではこの目の奥に激しい痛みが生じるようですが、未だ発症のメカニズムは確かではないそうです。ですからチョット軽々しく言うことを控えたいのですが。
この「目の奥が痛い」について考えていることは、「目の奥が痛い」です。どういう意味かと言えば、眼球の周りについている目を動かす筋肉、外眼筋が緊張しているのではないかと推測しています。この筋肉は眼球の裏側で視神経に付着しています。ですから「目をよく使った」、「何かをジッと見つめていた」など眼球を動かす筋肉が過剰に緊張してしまったのではないかと思っています。実は家内がお習字をしていまして、その練習をした後に決まって「目の奥が痛い〜」と泣いています。今のところ何とか回復させることができています。

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鈴木喜博
資格
  • 昭和51年柔道整復師免許取得
  • 昭和53年東京理科大学卒業 理学士
  • 昭和56年DC学位取得

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