鈴木ほねつぎ/鈴木整体研究所
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新年・恵玉・大勇 平成三十年 元旦
御在所から日の出を拝す
ニホンズイセン(平成29年3月5日、内津川上流)
多くの生物にとって酸素を体内に取り入れることは、生命を維持するために不可欠です。横隔膜は胸郭と腹腔を分け、上下動することによって肺への空気の出し入れをします。この機能が衰えると、身体全体への酸素の量が少なくなり、筋肉は勿論のこと、脳や内臓の働きが低下します。この横隔膜の機能を保つためには、横隔膜自身の状態に加えて大腰筋や腹部・胸部の筋肉が重要となります。また横隔膜を支配している神経は頚椎から出ているため、頚部の問題を解消する必要もあります。このように呼吸は身体全体の状態を把握する必要があります。
マムシグサ(平成28年5月1日、海上の森)
顎関節(アゴ)の問題を抱えている人は多いですね。大きく口が開かない、開ける時に音がする、噛む時に痛みがある、などが主な症状です。原因は歯の噛み合わせ、外力により傷めた、いつも片側だけで食べ物を噛んでいる、と多様です。歯自体に問題がある時は歯医者さんにお願いすることになります。私としては噛むための筋肉(咬筋、側頭筋、内外の翼突筋など)が過剰に緊張していると、顎関節内の軟骨円板に過度な力が加わって傷めてしまう、その結果口が開かなくなり、音がしたり痛みを伴うと考えています。頚部からの影響を考えつつ、これらの硬くなっている筋肉の状態を変え、改善を目指します。
ニワゼキショウ(平成30年5月4日、内津川上流)
骨盤、腰部、下部の肋骨から上腕の内側につく広背筋。いわゆる「逆三角形」の体型を形作る大きな広い筋肉です。腕を脇につけて重いものを提げる、綱などを引っ張る、シャッターを下ろすなど、力を使う時に働く筋肉です。何となく背中が重い、腰に痛みがある、腕が挙げづらいなどの時には、症状に応じて関係する筋肉を調べますが、広背筋は他の多くの筋肉と協同して働き、あまり意識せず使っているようです。この広背筋も忘れずにチェックする必要があり、状態に応じて回復を図ることが大切です。
ヒメジョオン(平成25年7月15日、下呂雨情公園)
首凝り、肩凝りはなかなか改善が難しいですね。日常的な動作や仕事では両方の腕を使い続けます。重い物を持ち上げたり、長時間腕を挙げていたりしています。この時の腕を「挙げる」動作をする筋肉の一つに「棘上筋」があります。この筋肉は肩甲骨の後上部から上腕の外側に着いています。そしてこの筋肉は「肩甲挙筋」という頚椎に着いている筋肉に繋がります。僧帽筋という筋肉が肩凝りに関係すると話に出ますが、棘上筋はその奥にあります。鎖骨の後ろの部分を軽く押して、ゆっくりとほぐすようにしてみると、「棘上筋」の回復に役立つと思います。
イブキトリカブト(平成28年9月4日、伊吹山)
皆さん、日々手で重いものを持ち上げ、指先を使っています。その疲れはなかなか感じづらく、「チョット重たいわ」程度でしょう。でも手先の疲れは必ず腕全体に関係します。指から手首、前腕、肘と続き、そして肩の関節となります。手先を使えば必ず肩から首までの多くの筋肉が同時に働きます。指へ行く筋肉が疲れると、その負担は「肩凝り」となるようです。ご自分でできる事として、肘の内側から指先へ行く筋肉や全ての指をほぐしてみて下さい。何か少し肩凝りが軽くなった気がしませんか?
キンセンカ(平成28年3月6日、内津川上流)
寒くなるとフクラハギやスネが「つる」ことが多くなりますネ。寒さで血行が悪くなることや筋肉の疲れが大きな原因です。膝から足首までは下腿(かたい)と言い、中心部に主要な血管があり、周囲を筋肉が取り囲んでいます。疲れや寒さでこれらの筋肉が固くなると、血行を抑えてしまいます。お風呂に入った時などに、スネの骨(脛骨)の後ろをゆっくりとやさしく数回押してみましょう。疲れが少なくなってきますヨ。
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