鈴木ほねつぎ/鈴木整体研究所

スズキ・カイロプラクティック

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腰痛を治すには

腰痛の原因は、筋肉、靱帯(じんたい)、骨組織、神経といった問題に分けられます。これらは互いに関係し合いますので、一つに絞ることができません。
最初にお尋ねしたいことは、「いつ頃から、何をした時に傷めたのか、どこが痛くなったのか」です。

そして最も痛みの原因となっている組織を推察します。そしてそれに応じて治療に入ることになります。

いつ頃から、何をした時に、どこが、どの程度、痛いのか? 付随する症状は?

痛みが腰にあっても、全身を診なければなりません。

これらの質問により、ある程度傷んでいる内容を推察します。徒手的に扱える腰痛の原因が限られますので、私の治療の範囲内かどうかが最初に決定すべき事柄です。

◎「どこが」により、傷めている箇所を特定します。骨盤の上なのか、仙腸関節なのか、殿部なのかにより、どの筋肉、靱帯が関係するかを考えます。もちろん「こことあそこと」と複数の箇所に痛みがある時もあります。

◎「何をした時に」をお尋ねし、痛みのある箇所をどのように傷めたのかを把握します。

◎「いつ頃から」は急性状態か、慢性的なものかを判断し、症状の回復期間をある程度推測します。

◎どのような動作や姿勢で痛みが強くなるのか、立つことができるのか、歩くことができるか、仕事や家事に支障はあるのか、などなど日常生活への影響をお尋ねします。

腰の痛みと同時に下肢の症状を伴うことも多くあります。太もも(大腿部)やすね(下腿)、足(足部)の痛みや痺れ、膝(ひざ)関節周囲の痛みなどをお尋ねします。

これらと腰痛との関連を考え、どのように治療を行っていくかの方針を探ります。腰痛とこれらの症状が強く関連する場合でも、急性腰痛のときは腰部に集中します。慢性の時は同時に治療を行っていくことになります。この下肢の症状については別項でお話します。

どのように、どの部分を検査するのか?

足の筋肉の状態は重要です。

いろいろお尋ねし、ある程度症状を把握した後

1)立っている姿勢や歩き方、すわり方などから
身体全体の状態を把握

2)次に仰向けに寝てもらい、腰痛と関連する主に骨盤から下肢へ行く筋肉の硬さや関節の動きをチェック

この時の検査内容は、大腿筋膜張筋、大腿の内転筋群、股関節の可動性、腸骨筋、大腿四頭筋直筋・外側広筋・内側広筋、大腰筋です。

3)次にうつ伏せになります。まずは腰部の痛みのある箇所を触診し、圧痛があるかどうか確認
筋肉として大腿の外旋筋群、内転筋群、ハムストリングス(半腱様筋、半膜様筋、大腿二頭筋)、脊柱起立筋群、腰方形筋を調べます。

仙腸関節部の圧痛や硬さは、両側の骨盤の後上腸骨棘(骨盤の後ろの出っ張り)の内側を押して、左右の違いを調べます。

続いて腸骨陵(骨盤上部の骨の縁)を触診しながら筋肉の付着部の硬さを調べます。

腰椎の棘突起(背中の中央の出っ張り)を軽く押して、痛みを感ずるかどうかを調べます。すべり症や分離症、腰部の過前弯などでは、ある一点に痛みがあります。

どのように、どこを治療するのか?

硬くなっている腰の筋肉の回復を目指します。

いろいろな検査の結果、どこの筋肉、関節が痛んでいるかを決定したら、その筋肉の硬さをゆっくりと解消するように圧を加えます。

やり方として、単純に「押す」ばかりではなく、その筋肉や靱帯の線維の方向に「伸ばしていく」ように行います。また筋肉によっては全体を掴んで少し持ち上げるようにする時もあります。これは筋肉と筋肉の間の隙間を開けるようにします。

どちらにしても筋肉全体を診ていかねばなりません。腱(骨に近い部分)から筋腹(肉の部分)、そしてもう一方の腱といった筋肉内の各部分それぞれを探り、硬くなっているところに軽い圧を加えます。靱帯についても同様にしていきます。

これらの方法は、筋肉や靱帯の組織の変化を促すことにあります。もちろん回復を目指して行うわけです。一つには、その硬くなっている箇所への血流や組織間、細胞間の流れを作ることにあります。それにより細胞が必要とする酸素と栄養素を供給し、不必要となった老廃物を流し出し、活性化を図るのです。
また組織を構成する線維状の結合組織を伸ばし、柔軟性を回復しようとします。

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頭痛について解説しています。

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ごあいさつ

鈴木喜博
資格
  • 昭和51年柔道整復師免許取得
  • 昭和53年東京理科大学卒業 理学士
  • 昭和56年DC学位取得

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