鈴木ほねつぎ/鈴木整体研究所
愛知県名古屋市西区城西3−21−17 離屋会館1階
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新年・昇陽・励志 平成九年 元旦
ハミルトン島の日の出
人の体は活動により疲労するようにできています。それは正常な体の防御機構です。筋肉も神経系も活動すれば「疲労物質」が徐々に溜まってきて活力が下がり、回復を必要とします。これを無理すれば筋肉も神経も損なわれます。体全体が壊れない為にはゆっくりと休息をとることです。その間に体は傷んだところの修復、補充を行い、次の活動のための力を蓄えます。
カイロプラクティックと他の手技療法との違いを良く尋ねられます。カイロプラクティックの考えはD.D.パーマーという人が1885年にアメリカで提唱し、検査、カイロプラクティック的な分析、アジャストメント(脊柱、骨盤の調整)が一連の流れとしてあります。一方、整体や療術、◯◯療法では古来からある日本独自の療法や東洋的な考えをそれぞれが取り入れて形作ったようです。当研究所では「整体研究所」と称していますが、カイロプラクティック療法を用いています。
この6月4、5日には世界カイロプラクティック連合(WFC)の総会、6~8日にはカイロプラクティック学術世界大会が東京国際フォーラムで開催されます。100年の歴史を経て、今やカイロプラクティックは世界保健機関(WHO)にも認められた医療の一つとなりました。私たちカイロプラクターの使命は皆様の健康維持に寄与することです。この大会を新たな出発点にしようと心に決めています。
6月6日から8日にかけてのWFC(世界カイロプラクティック連合)の世界大会は国内1600人、海外200人の参加者を得て、大成功を収めました。ディナーパーティでは厚生大臣から「治療分野の一つとして、カイロプラクティックの今後に期待している」とのご挨拶をいただきました。日本全国で皆様に安心してカイロプラクティックを受療していただくため、多くの問題点の解決が必要ですが、一歩一歩進んでいきます。
季節の変わり目に体調を崩すことがあります。これを考えると、体は季節に応じてその機能を変化させていると思われます。つまり、夏は夏用の、冬は冬用の体になります。春には夏の暑さに対応するため、秋には冬の寒さに対応するため、神経の働きや血流、ホルモン量などを変化させます。これをうまく調整できなかったり、日によって不順な気温に対応できなかったりすると体調を崩します。カイロプラクティックの治療は神経系の働きを正常にすることにより、気候の変化に対応できるような体に整える、と思われます。
寒くなると腰が痛くなる人が多いようです。気温が下がると体はそれに対応して末梢の血管を細くし体温の維持をしようとします。そのため特に疲労し固くなっている筋肉へは血流が少なくなり、その結果痛みを引き起こすようです。適度な運動や保温をする必要があります。カイロプラクティックの治療もお忘れなく。
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