鈴木ほねつぎ/鈴木整体研究所
愛知県名古屋市西区城西3−21−17 離屋会館1階
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横ラインと縦ラインを基本に、どのような筋肉が関係しているのかを探り出すのが最初です。
調べる順序として
1)肩関節における腕の動き
2)次に肩甲骨の内側縁から上縁に行き、肩峰(けんぽう、肩先)までを触診
3)頭部の下から首の後ろや横の部分を肩甲骨の上縁までを触診
4)続いて鎖骨の下の筋肉の緊張を左右で比較
多くの人では、肩こりを強く感じる側の胸に筋肉の緊張(圧痛)があります。
肩関節の動きが重要です。
座った姿勢で、左右の肩関節の動きや筋肉の圧痛を比べます。
横ラインが関係する時、腕が上がりにくかったり痛みがあったりします。
また腕の付け根の前や後ろに圧痛があります。これについては肩関節の項目で説明しますが、まずはこれらを解消することにしています。
次に仰向けの姿勢で、首の筋肉の状態や胸の筋肉の圧痛を調べ、これらも解消するようにします。
背中から首にかけての筋肉をチェック
最後にうつ伏せてもらいます。そして肩こりを強く感じている箇所を確認します。
1)肩甲骨を動かしてみて、広背筋、下部僧帽筋(そうぼうきん)、前鋸筋(ぜんきょきん)などの状態をみます。
2)次に肩甲骨から上腕骨に付着している筋肉である大円筋、小円筋、棘下筋、棘上筋、菱形筋(りょうけいきん)をチェックします。
3)続いて中部・上部僧帽筋、肩甲挙筋、頚板状筋、頭板状筋、頚腸肋筋、頚最長筋、頭最長筋を調べます。
そして問題のある一つ一つの筋肉が和らいでいくように圧を加えます。
ゆっくりと筋肉を伸ばしていきます。
肩こりを特に感じる筋肉は僧帽筋の中部線維と言われるところです。
通常この部分を後ろから強く押すような方法をとることが多いようですが、返って筋肉を傷めてしまうおそれがあります。
私はこの筋肉を伸ばすように、(チョット表現が難しいのですが)筋肉の下に指を入れて持ち上げるようにします。
次に肩甲挙筋(けんこうきょきん)に圧を加えます。肩甲骨の内側から首の横についている筋肉です。
僧帽筋下の奥に背中から首へ行く筋肉があります。これも肩こりの人はチョット痛く感じる筋肉です。背中の中程から上に向かって徐々に押していきます。
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